こだわり
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本堂・位牌堂・護摩堂

本堂について

本堂とは本尊を安置するお堂のことです。

当院の本尊は愛染明王(あいぜんみょうおう)という仏様で、憤怒(ふんぬ)の相という、怒ったようなお顔をされています。愛染明王は、人の欲望を力強く生きていくためのエネルギーに変え、愛情や情欲などを悟りの心に変えるという仏様です。

愛染明王の御誓願(ごせいがん)の中には、良縁や安産、子孫繁栄といった、女性の願いごとを叶えてくれるものが多く、当院を造った北条政子の、自分の子孫の安泰を願う気持ちが込められています。愛染明王像は、源頼朝公の等身大の念持仏(ねんじぶつ)で、仏師・運慶の作であると伝えられています。

本尊の脇には源頼朝公・北条政子、足利尊氏公、その弟の足利直義公のお位牌が安置されています。

フォトライブラリー

  • 金剛三昧院の多宝塔
  • 天然記念物指定 大石楠花
  • 春の多宝塔

位牌堂について

金剛三昧院の位牌堂は、毎朝の勤行(ごんぎょう・お勤めのこと)での読経を行ったり、大勢の来客時における住職の法話、また先祖供養に来られた方の法要の場として修法しております。

当院で先祖の永代供養をされた方々の、2万基とも3万基とも言われる数のお位牌をお預かりし、毎日お祈りしております。その中には北条家・足利家と言った幕府を開いた方々や、戦国大名である土佐の長宗我部家・香宗我部家、伊予の河野家、信州の諏訪家、遠州の小笠原家といった、篤い寄進を下さった方々のお位牌も供養いたしております。

位牌堂の本尊は阿弥陀如来で、「南無阿弥陀仏」と念じることによって極楽浄土に導く仏様です。

フォトライブラリー

  • 金剛三昧院のお勤め
  • お勤め後の法話

護摩堂 不動明王像 (重要文化財)

護摩とは、四所結界を張った(一種の聖域をもうけた)護摩壇の中央部に炉を備え、その炉の中に細く切った薪木 (一般的に「護摩木」という)を入れて燃やし、さらに炉の中に様々の供物を投げ入れ、供物を天上に運ぶことにより天からの恩恵を授かると言う信仰が元となったものです。
護摩には大きく分けて4つの修法があって、その修法によって祈願の成就は異なるのですが、一度の護摩修法で全ての祈願が成就される、ということに通じています。
また、お堂に安置されている不動明王は、弘法大師空海の甥にあたる智證(ちしょう)大師の建立ののち、重要文化財に指定されております。

護摩行は、通常は月に一度、28日に行っていますが、宿泊客が多いときは、朝の勤行中に行う場合もあります。
なお、護摩行を拝観できるのは当院で回向・供養された方に限ります。


 <護摩修法>
  • 息災法(そくさいほう)
     罪を滅し災害を除く事を祈るもの
     洪水、地震、火事など災害からの無事や、無病息災、家内安全、身体健全など
  • 増益法(ぞうやくほう)
     一般的な幸福や修行することによって増幅される「徳」を祈るもの
     福徳繁栄、長寿祈願、良縁成就など
  • 敬愛法(けいあいほう)
     諸仏を祈念・加持して他を敬い愛し、平和円満を祈るもの
     良縁成就、身体健全、安産祈願など
  • 降伏法(ごうふくほう)
     災難の打破や自己・他人の煩悩を打ち破る為に祈ること
     悪霊退散、病人霊障など
  • 鉤召法(こうちょうほう)
     諸尊・善神、自分を愛するものを召集する為に祈るもの

千手観音像 (重要文化財)

千手観音とは文字通り、千本の手を持っている観音様です。当院のものは平安時代末期の建立と言われ、本尊より古いものと見られています。
なお、秘仏により非公開となっております。

 

サイトマップ
  • 高野山 金剛三昧院
  • 〒648-0211 和歌山県伊都郡高野山425番地/TEL:0736-56-3838/FAX:0736-56-2586
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