説法・法話
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手を合わせるということ

年もおしせまり、大掃除をしたりお正月の準備をしたりと忙しい日々が続くころになりました。

よく日本人は無宗教と言われます。
前に法話で日本人の宗教観について記載したことがありましたが、年末が近づいてくるとその無宗教さが顕著に現れてきます。

12月24,25日はイエス・キリストの生誕を祝うクリスマス
12月31日は一年の締めくくりの日、大みそかに一年の煩悩を振り払う108つの除夜の鐘を聞きにお寺に
1月1日は新年の無事を祈念する為に神社へ初もうで

さらに最近では10月末にハロウィンというお祭りまで楽しむようになってきております。 



日本はもともと土着の神さまをお参りする慣習があります。
御神体は「木」であったり「石」であったり、時には「海」や「山」という場合もあります。

キリストの教会に行って手を合わす人はあまりいないでしょうが、お寺や神社に行くとほとんどの人が手を合わせます。
仏様もたくさんいらっしゃいますし、神社で祭られている神さまもたくさんいらっしゃいます。


お寺や神社に出かけて手を合わせることはありますが、ご家庭で手を合わせる機会は少なくなってきています。
その理由の一つに、自宅に仏壇などを供えていない家庭が多いからです。

マンションやアパートの構造上や一人暮らしの家庭が増えたのと、住宅様式に似合わないという理由が多いようです。


お彼岸やお盆にはお墓参りに行く方が増えるのと同じで、年末年始に実家に行くという方も増えると思います。
久々に両親や祖父母、兄弟の顔を見るのとともに、実家の仏壇に手を合わせ、ご先祖様にご挨拶をするのもいい機会でしょう。


大変な災害があった今年、来年はいい年になりますように。
良い年越しをお過ごしください。

副住職

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