説法・法話
[本文はここから]

開創1200年の一年を振り返って

高野山にとって平成27(2015)年は特別な年でした。
高野山がお大師様によって開かれて1200年 唐に渡り長安の恵果和尚から真言密教を体得した後、日本に帰る前に法具のひとつである三鈷を手に取り
「真言密教を広めるための場所に導き給え」
と言いながら投げたと言われております。
その後高野山で三鈷を見つけ、道場を造営したのが始まりです。

4月2日から5月21日まで
「高野山開創1200年記念大法会」
と銘打って行われた大法会は、予想を大幅に上回る60万人もの方がご来山されました。
高野山の本堂である金堂の本尊様である薬師如来像、金剛峯寺の持佛に安置されている弘法大師空海坐像を御開帳も話題となりました。
年間を通しても常に多くの方がお参りにこられ、街が大変賑わいました。

当院のことで言うと、2月に長老が法印様になり、10月には住職が明神様をお迎えになりました。
明神様についてはまた話す機会を設けます。
11月には鎮守様である四所明神社の屋根を葺替えしました。
四所明神社の屋根をぜひご覧頂き、そして今当院にてお預かりしている明神様のことを思い偲ばせてみてください。
より強いご縁を感じられると思います。

また、3月から拝観料をいただくようになりました。
塔頭寺院なのに拝観料をいただくのはどうかと思われましたが、国宝多宝塔や重要文化財の修復や宿坊の維持管理など、来られる方に迷惑をかけない設備を準備することを考えると、やむを得ない決断でした。
拝観料をいただくことでお叱りを受けたこともありましたし、入口で拝観料が必要とわかると境内に入らず帰られる方もいらっしゃいましたが、概ね好意的に受け入れられました。

当院でも開創法会期間中と9月の連休中、10月一ヶ月間と長い期間にわたり、国宝の多宝塔を御開帳して皆様に楽しんでもらいました。
今年も別の特別拝観を検討しております。楽しみにしておいてください。

大きな法会があり賑やかだった去年を思うと、今年は来山される方が間違いなく減ると思います。
例年と同じ落ち着いた高野山になると思います。
ぜひ、お越しになる機会をおつくりくださいませ。

住職

[ここからはカテゴリ内ナビゲーション]

サイトマップ
  • 高野山 金剛三昧院
  • 〒648-0211 和歌山県伊都郡高野山425番地/TEL:0736-56-3838/FAX:0736-56-2586
  • Copyright © Koyasan Kongosanmaiin. All Rights Reserved.